【最後の○○】入社式

1月に脱サラを決意、夏の退職を決めました。
人事・採用の仕事は年単位での仕事が多いので、今やっている業務を次にやるのは、来年の今頃ということが多くあります。
なので、退職は夏でも、この時期から「最後の○○」が出てくるんです。
そんな最後の業務にスポットを当てて書いていきます。
今日は「最後の入社式」
一生に一度
日本が今の定期採用を続けるのであれば、入社式の主役として参加できるのは、一生に一度。
成人式と並ぶ、記念すべき行事です。
就活を頑張ってきた学生の皆さん、本当におめでとうございます!
採用担当にとっては、ゴール
会社から目標採用数を与えられる採用担当者にとっては、入社式はゴールと言えます。
ゴールまでの道のりは長く、1年以上の歳月を掛けて、採用活動・内定後のフォローを行って行きます。
内定式が終わっても辞退者は出てしまうので、入社式までは気が抜けないんですね。
今年は流石に大丈夫かと思っていたら、残念ながら2月に辞退者が出てしまいました。
ということで、、
辞退理由BEST3
- 他社内定
- 留年
- 妊娠
1位は予想通りじゃないでしょうか?
まぁ定番ですね。
2位は意外に多いんですが、「卒業出来ませんでした」という留年。
うちの場合、「絶対欲しい」という子は、次年度まで待ちます(笑)
10年の採用生活で2人程いました^^;
そのまま「さようなら」したのも2人程ですね。
3位は意外でしたか?
過去2人いました・・
おめでたい話ではあるものの、「オイオイ、なんで今だよ」というのが本音ですね。
新入社員が先輩に
新入社員が入るということは、1年前の新入社員が先輩になるということ。
僕の会社では入社式の後に、歓迎会を開催するんですが、そこで1年前緊張で固まっていた子たちが、先輩っぽい顔をして後輩に接している様子を見るのが好きです。
「1年前はこんな感じじゃなかったんだよ。君も1年後にはこんな風になれるから安心しな」と、からかいに行ってます。
こういう1年越しの成長、貴重な初々しさを目に出来るのが、採用担当のやりがいだと思います。
この流れを途切れないように、並行して行っている採用活動頑。
正直時期が重なって大変なんですが、頑張らないと!と気合いが入ります。
気持ちがリセットされる、大事な一日
そんな最後の入社式ですが、毎年やっていた司会を後輩に引き継ぎ、僕は後ろから見ていました。
司会業から解き放たれ(笑)、最後という状況も手伝い、すごく感動しました。
新入社員の気合と、幹部社員もちょっと若返ってキラキラするんですよね。
汚れた気持ちが一度リセットされる感じ。
こういった場に、毎年立ち会えていたのは幸せなことだったなぁと、改めて思いました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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