【入院目前?】映画:閉鎖病棟−それぞれの朝−|現状と感想

ここ1ヶ月、トンの体調が悪く、入院の可能性が高くなってしまいました。今回は体調の悪い現状と、映画「閉鎖病棟」を観た感想を書きます。
現状
症状を挙げると・・
- 急に寂しくなった
- 腰から始まり、全身の痛みが増した
- ベッドで眠れなくなった
- 1日中座っている為、足が異常に浮腫んだ
- 夜中、幻覚・幻聴があり、パニックになる。記憶が混濁する
- 僕への電話も日中問わず頻繁になる(特に夜中)

看護師の助言で、急遽「血液内科」を受診。血液検査、エコー検査で腎臓の異常はなかったので、加圧ソックス(¥5,000)を購入。しかし、痛み・痒みが酷く夜中に看護師を呼び、脱がせてもらい、以降履いていない・・
対処療法で、症状に合わせて精神科・血液内科を受診し、いただいた薬を飲んで経過観察中。特に精神科へは毎週通院していて、薬の増減や変更をしてきましたが、徐々に悪くなっている印象。本人の希望で、明日の受診時、入院を打診する予定です。
訪問看護の24時間緊急対応サービス
今回、何度もお世話になっています。
特に17〜18日に掛けては、ショートステイに行くことになったのに、荷物をまとめられずパニック、看護師に助けてもらいやっと行ったと思ったら夜中に帰ってくる、帰宅後床で寝て起きれなくなり大パニック、朝 看護師に来てもらうも1人では対応出来ず応援を呼んでなんとか起き上がらせてもらう・・と度々ご迷惑を掛けました。
離れて暮らすようになってから、1番大きな壁にぶつかっています。僕は2度実家へ戻り、病院への付き添いをしました。助けたいけど、どこまで・どう介入すべきか模索中です。
【映画】「閉鎖病棟−それぞれの朝−」
「入院するとしたら、閉鎖病棟。そう言えば今映画やってるな。」
ということで観てきました。感想は
「閉鎖病棟の様子を、社会科見学した感じ。」
それぞれの人物を「なぜ入院に至ったか。」深掘りする訳ではないので、感情移入することなく、
「建物の古さや、いちいち施錠する描写、患者の様子がリアル。」
と、ボーッと見る感じ。
内容は少々重めで、理不尽なことも多いけど、最後は「上を向いて歩こう。」的な、救いのある終わりでした。
綾野剛さん(幻聴に悩む青年)の、「俺、退院したよ!」のシーンは、ちょっとジーンとしました。
断って良かった、トンの誘い
11月1日の公開直後「観に行こうよ。」「そんな重い話じゃないらしいよ。」と誘われるも、丁重にお断り。重い・重くない関係なく、実際に入院したことのある人(しかも母親)と観るのに抵抗があった為ですが、やはり一緒に観なくて良かったです。
「患者の様子がリアル」
と書きましたが、それは突然大声をあげたり、表現が独特だったり、わかりやすく病気な患者もいれば、虚言癖がある人のような、わかりにくい患者も描かれていたからです。
入院経験のあるトンが、そんな患者の様子を観て、
「あーこんな人いた!」
と客観的に映画として楽しめるか、
「外(世間)から見たら、私もこう見えてるの・・」
と自身のことのように捉えてしまうか。体調によっては、ネガティブに捉える可能性が高いので、断って正解だったと感じます。
心境の変化
特にありませんでした😅
強いて言えば「出来ることなら入院せずに暮らして欲しい。」思いが強まった。
でも、病気を抱えている人には入院が効果的に働くこともあります。実際にトンは入院を経て、日常生活が送れるまで回復しました。「トンが望む」のであれば、入院に反対する気は全くありません。
映画でも小林聡美さん(看護師)が退院する患者へ、「ダメだったら、いつでも帰ってくればいい。」と声を掛けるシーンもあり、【入院=悪いこと】という描写はありませんでした。
時の流れに身を任せ・・
明日の精神科への受診にはケアマネさんが立ち会ってくれます。気にし過ぎないようにしていても、頻繁な電話で気になってしまうし、そもそも気にしないのが正解なのかもわかりません。
ベンも心配して来てくれて、3人でご飯を食べた時間は、笑顔で平和なひと時でした。それだけに、良し悪しの高低差が激しく、戸惑ってしまいます。
気持ちを整理したくて、映画を見て、ブログを書きました。結果、少しスッキリ🙂また落ち着いたら、書こうと思います。
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