【スマホで撮影OK!?】ライブの常識が変わる!と感じた、宇多田ヒカルLAUGHTER IN THE DARK TOUR 2018、2つの新しい取組
- 2018.12.06
- MUSIC
- さいたまスーパーアリーナ, ライブ, レビュー, 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルことヒッキーの
LAUGHTER IN THE DARK TOUR 2018@さいたまスーパーアリーナ
で衝撃を受けた、ライブの常識が変わるかもしれない!と思った2つの取組を紹介します。
LAUGHTER IN THE DARK TOUR 2018@さいたまスーパーアリーナへの参戦レポートはこちら!
普段参戦するのは専らハロプロ関係。その為知識に偏りがあることお許しください💦
1.ライブ中、写真・動画撮影が出来る!
開演前だけでなく、ライブ中スマホで撮影してOKでした😵
これは画期的だ!と感じた理由を順を追って考えてみます。
一昔前は・・
デジカメや録音機器などは持込みが禁止され、入場時にスタッフが預かっていましたが、
今やスマホで録音、録画が出来るのは周知の事実。
では、スマホを入場時にスタッフが預かるのか?
ほぼ全員がスマホを持っている今、当然そんなことはしません。
ではどうするか?
今までは”禁止事項”としていた
会場内での撮影、録音は禁止する。
デジカメを取り上げられる流れからすれば、これは至極真っ当なこととして受入れられました。
僕もそれに不満を持つこともありませんでした。
では撮影を解禁する理由は?
まずはデメリットについて考えてみます。
撮影を解禁することでデメリットはあるのか?
ライブの真骨頂と言える音源・映像が含まれる動画が拡散されることで考えられるデメリットは、
・ライブ参加者がいなくなる
・Blu-rayの売上が落ちる
ではないでしょうか。
しかしこれは「動画に満足して」というのが前提になります。
・動画に満足して、ライブ参加者がいなくなる
・動画に満足して、Blu-rayの売上が落ちる
宇多田サイドとしては、
ライブのクオリティー、発売するであろうBlu-rayの品質に絶対の自信があり、上記のようなことは起きない。
起きたとしてもそれはほんの一握りの数に過ぎないと踏んでいると思います。
撮影を解禁するメリットは?
デメリットは恐らくないとして、ではメリットはあるのか?
・それぞれのスタイルで楽しめる
・SNSでの拡散で、話題作り。興味の薄かった層の呼び起こし
これらが見込めるのではないでしょうか。
つまりデメリットはなく、むしろメリットの方が大きいと感じました。
人それぞれ、新しい楽しみ方の提供に成功
ライブ当日に撮影していいと知り、
(撮影に集中する人多いのかな。)
と思いましたが、周囲を見た印象は
「撮影していいなら、全部撮影する!」
タイプの人はあまりおらず、
「ライブに集中したい。」
タイプの人がほとんどで、要所要所、撮影をしている印象でした。
花火会場で、撮影する人・しない人に別れる情景に似てるかも?
ちなみに僕は後者で、現場を楽しみたいタイプなので、ほとんど撮影はしませんでしたが、
・衣装ごとに写真1枚
・この曲は後で聞き返したい!と決めた曲のみ動画撮影
と決めてライブを楽しみました。
そんなライブレポートはこちら!
結果、いつも通りライブを楽しみつつ、薄れていってしまう楽しかった記憶を、写真・動画で蘇らせて楽しめています!
これは今までは出来なかった楽しみ方ですよね。
このままのテンションだと確実にBlu-rayを買うので、撮影を解禁することで、win-winの関係が築けているのでは!と思います。
(注意)撮影は自由ではない。禁止事項は守ろう!
・フラッシュの使用
・スマホを高く掲げるなど、周囲の人の邪魔になる撮影
2.ファンがチケットを取れる!ダフ屋撲滅!?
今回のチケットは、アルバム【初恋】の購入特典として、先行予約の抽選に申込んだんですが、
前回のライブ、WILD LIFEは落選したので、今回もダメ元でした😟
なので、当選連絡がきた時は飛び上がり、すぐに友達に自慢の連絡をすると、友達もゲットしていました!
「すごい強運!」
と喜んでいたら、友達の周辺もみんな取れてたんです😯
Twitterを覗いてみても、割とチケット取れている様子。これって、本当にライブに行きたい人が行けてる、ってことですよね。
なぜそれが実現できたのか考えると、思い当たる節が。
面倒なチケット購入手続き
チケット申込みをする時、
「どーせなら2枚申込んで、誰かと行こう。」
と思ったんですが、申込みには
・チケットサイト登録(本名、生年月日)
・自撮り顔写真(免許バリに条件細かい)
が必要だったんです。
「面倒くさい😭」
出先+締切日だったので、同伴者の申込みは諦め、ぼっち参戦上等で1人分申込みました。
入場は電子チケットと顔認証
スマホで電子チケットのページにアクセスして、QRコードを表示させます。
そのQRコードと、カメラに顔を写して認証を受けて、やっと入場することが出来ます。
●ただ少々疑問も、、
・スクショ利用を不可にする為、チケットページにアニメーションがついているが、チェックされなかったように感じた
・顔認証カメラに視線を合わせた記憶がない
認証のカメラの性能が飛躍的に上がっているのかもしれないですが、
「え、本当に今ので認証したの?」
という印象でした。
アニメーションのチェックは、気付かない間にチェックされたか、1万人以上の入場チェックでおざなりになってきてたのか・・ですかね💦
この厳格さ(面倒くささ)がダフ屋を退けた?
このシステムを導入すると、申込みが面倒くさいし、転売が出来ません。
結果ダフ屋のチケット購入を退け、本当に行きたい人がチケットをゲット出来たのではないでしょうか?
もしかしたら、本当のファンだけになったことで、撮影を解禁してみよう。となったのかもしれませんね😁
この2つのシステムは浸透するのか。ネックは料金?
今後、この2つのシステムが流通すれば、
・撮影も含め、それぞれのスタイルでライブを楽しめる
・本当にライブに行きたい人が行ける
ようになるのではないでしょうか。
チケットのシステム導入はハードルが高い?
ただチケットについては、これだけのシステムを導入するには、相応の投資が必要になりそうです。
今回のライブチケットは、10,800円と少々高額💦
だからこそ導入できたのかもしれませんが、どうなんでしょうね😣
モノよりコトの消費が増加する昨今、ライブ市場はますます盛り上がると予想されています。
今後の市場の成長に、今回のライブの取組がどんな影響を与えるか楽しみです。
勝手な考察でしたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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