【最後の○○】学内セミナー

1月に脱サラを決意、夏の退職を決めました。
人事・採用の仕事は年単位での仕事が多いので、今やっている業務を次にやるのは、来年の今頃ということが多くあります。
なので、退職は夏でも、この時期から「最後の○○」が出てくるんです。
そんな最後の業務にスポットを当てて書いていきます。
今日は「最後の学内セミナー」
学内セミナーとは?
学校が複数の企業を招いて、
学生とのマッチングの場を提供する、
合同企業説明会のことです。
学校内の教室で行ったり、
食堂や体育館にブースを作って行うことが多いです。
就職活動は恋愛に例えられることが多いですが、
学内セミナーは合コンです。
つまりは不特定多数が出会う場ですが、
主催者が学校ということもあり、きちんとルールが決まっていることが多いです。
★ルール例
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・学生が自由に企業を選択する
・企業はプロフィールを学校に送り、学校は学生に事前にデータを提供する
・企業から学生にアプローチを掛けてはいけない
・学生からアプローチを掛けられたら、拒んではいけない
・お見合い時間は1回30分とし、全体の進行スケジュールに従う
こんなところですかね。
企業は秋くらいに招待状をもらい、
少しでも学生の目に留まるように、プロフィールを作成。
その成果が出るのが学内セミナー当日なんです。
基本的に好き
たまの外出
基本、社内での仕事が多いので、
外出や出張出来る学内セミナーは、息抜きにもなってます。
キャンパスがまぶしい
学生の頃って、勉強・試験・研究をする場所って意識のせいか、
キャンパスってそんなに好きじゃありませんでした。
しかし社会人になって入るキャンパスは、
すごい眩しく見えるんです。
「おっさんが足を踏み入れていいんだろうか」
って躊躇するくらい(笑)
将来何にでもなれる、これから選択をするのが大学生で、
可能性が無限にあっていいな~なんて
思ってるせいですかね。
逆の立場の時は
「ちゃんと就職して、将来安泰でいいな」
って思ってたので、ないものねだりですね。
いい出会い
一生懸命書いたプロフィールを見てくれて、
もしくはたまたま目に付いて、
学内セミナーという合コンでは、いくつもの運命的出会いが生まれます。
僕の会社の新入社員は、この合コンがきっかけという子が半数以上です。
だからこそ、「この子はマッチしそうだ!」という子と出会えた時は、
すごくテンションあがりますね。
苦痛
嫌な出会い
いい出会いもあれば、嫌な出会いもあるもんです。
友達に連れられてきて興味ゼロ
→拒否して自分の行きたいとこ行け!
メモしない、資料開かない、寝てる
→時間もったいないから、帰れ!
足パタパタで興味ないアピール
→帰れ!帰らないなら寝てろ!!
説明中に何度も何度も口を挟んでくる
→それ後から話すから、順序があるから!
同じ話を繰り返す
1日に4~5回、
それを2週間毎日のようにしていた時期は、
なかなか辛かったです。
「ここでこの話をして、ひと笑い起こして次は・・」
少人数相手なら、学生の興味関心に合わせて
話をアレンジ出来るんですが、
大人数だとシナリオ通りの話をせざるを得ないんです。
そんな頑張っている中、興味なさそうだと辛いし悲しいし、
喋りすぎて喉痛いし、ただの辛いイベントになってしまいます。
誰も来ない
手持ち無沙汰になり、
学校の方が気を使って挨拶にくる、
悲しい時間も何度も体験しました。
僕の会社は人気業界でも有名企業でもないので、
本命を聞き終えた後、ついでに聞いてみよう!
って学生が多いんです。
結果、初回は誰もいないけど、
後半は人が溢れてることが多かったです。
最後にいい学生と出会えた
そんな学内セミナー最終日は、関西方面の大学でした。
方言が好きなので、出張というだけで◎
出張と言えば駅弁♪
そして、人数は振るわなかったものの、
大型犬のように可愛い学生が、
僕の会社に興味を持ってくれ、
グイグイ質問攻めされ、説明会の予約までしてくれたので、
最高の最終日になりました(笑)
採用担当者も人なので、
良いな~と思う学生との出会いや、
たくさんの可愛い学生に囲まれたらテンションあがります!
僕はゲイなので体育会系の男子学生に囲まれようもんなら、
そら天国な訳です!
もちろん、その後の選考には私情は挟みませんよ^^;
今後、どんどん「最後の○○」が増えていきます。
忘れないように、心情を綴っていければと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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