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【就職活動】採用選考活動の捉え方。選考活動開始は守られていない?

【就職活動】採用選考活動の捉え方。選考活動開始は守られていない?

情報解禁から2日。

慌ただしくしている就活生もいれば、

「選考開始びはまだ先でしょ?急ぐことなくない?」

という方もいるんじゃないでしょうか?

そこで、
企業はどのくらい守ってる?採用選考活動開始時期について
把握しておきましょう。

採用選考活動開始は『広報活動』『選考活動』に分けて考える

採用選考活動は、『広報活動』『選考活動』の2つから構成されます。

詳しくはこの後記述しますが、そもそも誰がこのシナリオを作っているのか・・

いわゆる黒幕は誰かというと経団連という組織です。

そして皆さんの採用選考について、このように指針が発表されてるんですね。

経団連:採用選考に関する方針

要は、「学生の本分は学業。それに集中させつつ、公正公平な採用活動を!」

ということですが、インターンシップ利用による
超長期化が実態です。

メリット・デメリットありますが、人事・採用担当者の立場からすると、
今の状態は最初の目的から逸れてしまっている、よろしくない状態だと思っています。

・・と話が逸れましたね^^;

それぞれの活動解禁日と内容について見ていきましょう。

広報活動解禁日と内容

「職種」「仕事内容」「採用条件」など、

求人に関する情報解禁を開始していい日のことで、
3月1日がそれにあたります。

既に内々定を持っているという人は、
経団連の指針を無視した企業からの内々定、ということになります。

選考活動解禁日と内容

こちらはイメージしやすいと思いますが、
「面接」「筆記試験」などの選考活動をしていい日のことで、
6月1日からです。

「・・あれ?」と思いますよね。そう、これはほとんど守られていないんです^^;

広報活動は守られているが、選考活動は守られていない!?

広報活動の解禁は、日本の企業の9割以上が守っています。
※あくまでも求人に関する広報活動。
インターンシップを広報活動と捉えるとこの限りではありません。

が、選考活動の解禁これについては、9割以上の企業が守っていません^^;

なぜか。

ナビサイトに依存しない

広報活動は、ナビサイト(リクナビ・マイナビ・キャリタスなど)を活用することがほとんどです。

ナビサイトは経団連の指針に反することは(基本的には)しませんので、
守らざるを得ない面があります。

それに対して、選考活動はナビサイトに依存しないで実施できます。

会社説明会後、やることがない?

僕の会社の選考フローを見て見てください。

会社説明会→エントリーシート→面接(複数回)、筆記試験→内々定

会社説明会後って、選考以外にやることがないんですよ。

広報活動が解禁された3月に、会社説明会は集中します。

その後6月まで何も待ってたら、他社に流れていってしまうのは目に見えてますので、
選考スピードは年々早まり、5月には内々定を出す企業が主流になりました。

結果、選考活動の時期は守られないことが多いんです。

まとめ

いかがでしたか?

採用選考活動は、『広報活動』『選考活動』があって、
『選考活動』はほぼ守られていないのがわかったと思います。

というか、守っているとされている大手企業さえ、
6月1日に内々定を出しています。

つまり選考は6月以前に済んでいるので、守っている企業は皆無とも言えます。

売り手市場とは言え、優秀な学生に内定が集中するのは、
どの時代も変わりません。

このカラクリを理解して、就職活動に臨んでくださいね。