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【お盆〜三回忌】不思議な体験

【お盆〜三回忌】不思議な体験

お盆に帰って以来、病院への送迎や祖父母の法要など、ちょこちょこ帰っていますが、先日不思議な体験をしたので、そのことについて書きます。

不思議な体験

9月中旬。祖父の十三回忌・祖母の三回忌の前日、準備の為に実家へ帰ったときのことです。

空き部屋のカーテンが

バスを降り坂道に入ると、少し見上げる位置に見える我が家。1階の風呂とトイレ、2階の廊下と大きいタンスが置いてある部屋、我が家的通称「空き部屋」の窓が見えます。50メートル程の距離に近づくと、空き部屋のカーテンが開き、誰かがこちら伺っている様子。

『バスが遅れた。もうすぐ着くよ。』

そんなメールをしていたので、

(待ちきれずに喪服を合わせに行ったのかな?1人で2階に上がるなんて、リハビリ頑張ってるんだなぁ)

と思い、「お待たせー!」の意味を込めて、手を振りました。

気付かない?

こちらに気付かなかったのか、リアクションはなく、すっとカーテンを閉じてしまいました。「いや、こっち見てたんだから気付いて!」と、立ち止まって手を振り続けました。カーテンが閉じているので、あちらの様子はわかりません。これ以上は無意味と思い、家に向かいながら、トンに電話しました。

「2階になんて、行くはずないじゃん。」

そう言われても、確かに見たので信じられません。しかし、玄関を開けると、いつも通り1階のソファーに座っているトン。じゃあ、2階にいるのは誰?😨

調査

トンを怖がらせるのが1番ダメなので、「見間違いだと思うんだけど。」と言いながら、2階を調査することに。万が一に備えて、武器(トンに借りた杖2本)で、壁をドンドンと叩きながら部屋を覗いていきます。1番怖いのは、

1、空き巣と対面 2、発狂! 3、刺される!

の3ステップなので、

(もし誰かいるなら、逃げて!!)

そう願いながら、「これから調査に行きますよ。行きますからね!?」と、階段を昇る前から音を出し続けました。

2階につき、まずは問題の空き部屋を開ける。誰もいない。クローゼットを開けるも、布団とお盆のセットがあるだけ。この心臓バクバクの作業を6回繰り返し、誰もいないことを確認しました。

窓から逃げた可能性

少し落ち着いたところで各部屋の窓の施錠を確認。全てロックされていたので、窓からの逃亡の可能性はなし。

1階に逃げた可能性

各部屋を覗いている間、足音がしないか神経を張り巡らせていたし、1階にいるトンが気付くはず。築20年で足音をたてないのは至難の技なので、この可能性もなし。

mohamed HassanによるPixabayからの画像

見間違い。もしくは・・

誰もいないことを確認し、ホッと一息。見間違いだったということで終了しました。思い返せば、本当に見間違いだったと思います。ただ、当時はどうしても見間違いとは思えず、こんな可能性を考えてました。

ぺっちゃん?

霊的体験をしたことがなく、その類のことはあまり信じていない人間ですが、「もしかしたら・・」と、今も少し思っています。

根拠1:背の高さ

最初にトンがいると勘違いした訳ですが、「家にいるのはトン。」という大前提に加え、もう1つ根拠がありました。それが背の高さです。2人とも同じくらいの身長で、僕が見た人影はちょうどそのくらいでした。

根拠2:遺品

ベンと3人で暮らすにあたり、ぺっちゃんの遺品はガンガン捨ててしまいました。とは言え、長年使用していたタンス、死ぬ直前にハマっていたCDやそのプレイヤー、寝る時に愛用していたラジオなどといったものは捨てづらく、スペースもあったので残してあります。それらをまとめて置いてあるのが、今回の「空き部屋」。

根拠!なんてそれっぽく書いたものの、単純に「そうだったらいいな。」という願望ですね。

「一生面倒みる。」と涙ながらにトンに約束した2ヶ月後に他界。後を任された僕は、1年で東京に戻ってしまい、まさかの1人暮らしをしているトンを、心配して見守っている。

そんな願望。空き巣が住み着いているより、よっぽど嬉しい☺️トンとも「ぺっちゃんがいるのかもねー。」と話しました。そんな、見間違えかもしれないし、もしかしたら・・という不思議な体験でした。

もうすぐ三回忌

その後は、東京に置いてきてしまった革靴をベンに持って来てもらい、そのまま3人で食事。

【補足】翌日来る予定だったのを、前倒ししてもらった形で、不躾に呼びつけた訳ではありません!

そんなこともあり、翌日の祖父母の法要後は、予定になかったぺっちゃんのお墓参りをして来ました。

お盆の送迎をサボってしまったので、来週の三回忌はビシッとやって来ます。