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【ドラマ:大恋愛】最終回直前スペシャルを見て感じた、母との類似性。週末の浮き沈み

【ドラマ:大恋愛】最終回直前スペシャルを見て感じた、母との類似性。週末の浮き沈み

やっとこさ通院することが出来た木曜日。
金曜以降、劇的にうつ状態が良くなる!ということは残念ながらなく、
朝は起きられず、昼食以降を境に起きられれば笑顔で過ごせるが、短いスパンで暗い気持ちになってしまうのは変わっていません😢
この土日の出来事と、ドラマ【大恋愛】のダイジェストを見て感じたことをお送ります。

土曜

遅い朝食を3人で食べ、平和にすぎると思われた土曜。

もういいから、2人で出掛けて!

昼食を、
・家で済ますか
・買い物がてら出掛けて外食するか

伺いをたてに1階に降りると、
「どこにも行かない。」
「家でも食べない。」
「もういいから、2人で出掛けて!」

なぜか不機嫌で、取りつくしまがない。
この状態の母をおいて行くのも、
食べない母の隣で食べるのも嫌でしたが、
「今はいない方が良い?」
「うん。」
ということで、彼氏と2人で出掛けました。

私の気持ちなんてわからない!

昼食を食べ、お土産にチョコと晩ご飯のおかずを買って帰ると、変わらず不機嫌な母。
彼氏は2階に避難してもらい、話をしていると、
「二人だけで出掛けるからって、バスで行ったのが嫌だった。
私がいたら車で出掛けるしかないもんね。」

と責められ、それの何が悪いのかわからないと言うと、
「私の気持ちなんてわからない!」

お互いの気持ちがわからないのは、仕方ない。
母と同棲するようになって半年、こんなことは何度もあるので、深掘りはしませんでした。

少しずつ、良い方向へ

それでも顔を合わせて話しているうちに、
「家にいたって、2階にいるんじゃいないのと同じ。」
と少し不貞腐れ、それが昼食時の母の不機嫌の原因と判明。
しかし、
●これは原因の一部であって全てではない、ほとんどは病気のせいと考えるべし
と学んだので、
「だって、それは・・」
「じゃあ、どうしたら・・」

と考えるのはやめておきました。

そして、
「(彼氏)君、この間話してたチョコ、早速買ってきてくれたんだ。悪いなー」
と笑顔を見せ、3人でチョコを食べる頃には家族団欒、やっと平和な時間になりました。

「明日、ショッピングモールに買い物に行こう!」
そんな明るい雰囲気で1日を終えることができました。

日曜

昨日の夜の様子から、平和に過ごせると思った日曜。

また嫌な雰囲気

昨日の朝から一転、起きられない。
しかし、朝起きられたのは昨日くらいなので気にしない。
例によって昼食のお伺いに行くと、起きてリビングにいました。
しかし、
「食べない。」
の一点張りで、昨日同様すごく不機嫌。
彼氏は2階で仕事をしていたので、ささっとパスタを作ったものの、どこで食べよう・・
「2階で食べた方が良い?」
「どっちでも、好きにすれば。」

(いっそ「2階に行って。」と言ってくれれば、楽なのに。)
ため息が出たものの、
(いや、逆にこれは希望があるってことかも。)
一か八か、彼氏を1階に呼び母の隣で昼食をとり始めました。

一気に好転

賭けは成功し、食べている僕たちに母が笑顔で話し掛けてくれました。
昨日も感じた
(一緒にいて、話したいんだろうな。)
という予想が当たった形です。

結局、時間差で母自身も昼食をきちんと食べ、
夕食時には外食に出掛け、シャトレーゼで買い物をし、
クリスマスムードが漂ってきたスタバでのんびりお茶まで出来ました。

予定がないとサボりがちなお風呂もきちんと入り、無事に日曜も終了。

終わりよければ・・?

土日共に夕方からはとても良い雰囲気で、終わりよければすべてよし!
と、言いたいところですが、それまでの時間が苦痛だったのも事実です。

心底は楽しめない

土曜、車を使わずに駅周辺をブラブラするデートは久々で、楽しくはありました。
しかし、気にしないようにしても、家に置いてきた母が心の片隅から消えてくれず、楽い気持ちも大きく膨らむことはありませんでした。

彼氏も
「お母さんからメールきた?」
「何かお土産買って行こうか?」

と気遣ってくれて、それが嬉しいやら申し訳ないやら。

「これ、転倒防止のルームシューズとしていいかも。」
なんて母のことを考えながらお店を周るのは、楽しいんです。
子供のいないゲイカップルにとって、擬似的とはいえ家族へのプレゼントを選ぶのは楽しい😁
ただ、
(今も家で不機嫌でいるのかもしれない。)
と思うと楽しみきれないんです。
母の存在が大きすぎて、振り回されてしまい、
大事にしないといけないと思いながら、鬱陶しいと思ってしまう時もあります。
特に、休みで彼氏がいる週末は板挟みになり、シンドイと思うことが増えてしまいました💦

そんな日曜の夕方、少し考え方が変わる出来事がありました。

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若年性アルツハイマー病を扱ったドラマ【大恋愛】

ムロツヨシさん、戸田恵梨香さん主演の【大恋愛】のダイジェストを、母と見ました。
若年性アルツハイマー病ゆえの困難が、母との生活と被るシーンがいくつかありました。

仕方ないことを責め、病気と開き直る

恋人の名前を間違えたことを責められ、
「私は病気なんだから、仕方ないじゃない!」
と怒鳴ってしまうシーン。
ムロツヨシさんの
「病気ならなんでも許されるのか。こっちの気持ちは考えてくれないのか。」
と、責めてしまう気持ち。
戸田恵梨香さんの
「あなたにはわからないだろうけど、自分でもどうしようも出来ないの!」
と、自分本位になってしまう気持ち。

この時、母が時々口にする
「だって、病気なんだから仕方ないでしょ。」
という言葉が蘇りました。
これを言われ、「そうだね。」と言える時と、イラっとしてしまう時があります。

ドラマを通じて客観的でいることで、どちらの気持ちもわかり、
「お互いに譲歩しながら寄り添っていくしかない。」
と、(偉そうに)ドラマの2人に対して感じたことを、自身にも言い聞かせました😧
同時に、
「イラッとしてしまうのも仕方ないんだ!」
とも思えたので、自分にも優しくしていきます!

二重人格?

二重人格さながら、急に童心にかえったようにはしゃいだり、落ち込む。
ーー戸田恵梨香さんの場合は、忘れてしまう故。
ーー母の場合は、気分。
こう書くと母が少し滑稽ですが、気分が安定しないのが躁うつ病だから、仕方ないんです💦
このテンションの高低差にムロツヨシさんが滅入ってしまうシーンがあり、他人事じゃないと感じました。

忘れる

戸田恵梨香さんの場合は、代表症例なので当然ですが、母も忘れっぽいんです。
・病気のせいなのか
・61歳という年齢によるものなのか
・たくさんの病気を抱え、たくさん服薬しているせいか

原因はわかりませんが、確実に記憶力は落ちていて、こんなところにも類似性を感じてしまいました💦

ドラマの影響力

テレビドラマは予告だけ見て、なんとなく大筋の流れを分かった気になって、どこか冷めた感じでした。
【大恋愛】も、
「忘れてしまうんだから、大変。でも支え合って頑張るんでしょ🙁」
と、冷めていて、見ようとも思いませんでした。

しかしダイジェスト版を見て、ドラマの楽しみ方を思い出した気がします。
自身を投影して、
考え方が変わったり、心のモヤモヤが取れたり、吸収出来るものもある。

「順風満帆な人なんていない。みんな楽しいこともあれば、我慢していることもある。」
そんな当たり前のことをドラマを見て思い出しました。

おかげ様で気持ちをリセット出来たし、
最終回が放映される金曜が待ち遠しくなりました☺️
明るい気持ちでドラマ放映日を迎えられますように。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。